iPhone と付属のイヤホンマイク(EarPods)のみで多重録音してみました。
使ったアプリはGarageBandです。↓ たったこれだけです。
今回は普段のレコーディングと違い、こんな簡単ないつも持ち歩いてる道具で果たしてどれくらいのクオリティーで録音できるかを検証してみました。
そもそも、こんなイヤホンとそれにくっついたおまけのようなマイクでちゃんとした音なんて録れるわけないしょう、誰だってそう思います。全然期待なんかしてません。ただ、ちょっと思いついた時に忘れないように、そこそこの音で録れればいいなということでチャレンジしてみました。
曲作りってせっかく思いついても、後でやろうなんて思ってると、いざ!という時はもう全然忘れてたり、熱が冷めてたりでせっかくのアイデアが台無しなんてことしょっちゅうですからね~。たかだか、おまけのようなマイクですよ!!!期待なんかしてませんって。
普段の自宅のレコーディングではCubase、インターフェースはsteinberg UR22mkⅡ、マイクはaudio-technica AT-4033を使用してます。
比べる方がそもそもおかしいくらいのレベルじゃないですか・・・
ところで、みなさん覚えてますか?カセットテープ式のMTRを。大昔、使ってましたね~。覚えてますか?世界初のカセットテープ式MTR TEAC サウンドクッキー144!(すげ~、俺型番まで覚えてるよ、笑)1979年発売で、価格が175,000円。超高級なおもちゃ、笑。当時としては物凄い革命的事件でしたね。その発売から数年すると各社しのぎを削って価格も随分下がりましたけど、それでもちゃちなものでも3,4万はしたかな・・・?そんな時代を知ってる者としては、携帯電話で多重録音をできるなんて・・・(そもそも携帯電話なんてなかったわけで・・・笑)時代の進化は凄いですね・・・ピンポン録音って言葉を初めて知ったのもこの頃で、覚えてますか( ^ω^)今じゃ死語ですね。そもそも現代ではピンポンする必要ないわけですからね。
話はそれましたが、、、(スイマセン)
それでは聴いてみて下さい。
曲はオリジナルで「From the Heart」です。
From The Heart 作詞・作曲:雪之丈 鷹
ベージュの壁に染められた
沢山の想いと優しさ
あふれ出るような愛で
漂う俺たちの青春
それがお前と築きあげた
とても素敵な Every day
聞いておくれ Baby
この世に二度と来ない時が流れてる
だから ココへ来て Baby
見つめておくれ hum 心から
口ずさむ唄はお決まり
いかしたRock`n Roll Number
いつだって肩を寄せ合い
お前の名を呼び続けた
日付が分からなくなる程
夢中だった Every Night
聞いておくれ Baby
思ったより時は早く流れてた
だから ココへ来て Baby
見つめておくれ hum 心から
聞いておくれ Baby
この世に二度と来ない時が流れてる
だから ココへ来て Baby
見つめておくれ hum 心から
いかがでしたでしょうか?
音、すっげ~良くないですか? ビックリ!
スカスカな音を想像してただけに、このクオリティーは凄いですよ。
たかだかイヤホンマイクですよ!!! Apple スゲー!!
このままデモ音源として使えるレベルじゃないですか。
昔のカセットテープ式MTRなんか比べ物にならん。
しかもこの音源はmpeg4圧縮ファイルなので音質は落してあります。(大きなファイルがアップロード出来なかったため)
こんな手軽にデモ音源作れると後々便利ですよね。
今までは、いちいちマイクセットしたり、パソコン立ち上げてCubaseの録音トラック準備したり
正直、録音するまでの煩わしい手順でウンザリしてたもんです。
ちなみに今回どのように録音したかというと、
まずは1本目のギターを録ったのですが、イヤホンマイクを耳に差し込んだ状態でマイクは通常の垂れた状態でギター弾いて(クリックは使いませんでした。)録音しました。次に2本目のギターですが、同じくイヤホンマイクを耳にモニターを聴きながらマイクは垂らした状態、ただ自分の弾くギターの音が聴き取りにくいのでマイクがついてない方のイヤホンを外して録音しました。あとはボーカル、コーラス、なんですが、ギターの時とは逆にマイクがついてない方のイヤホンでモニターを聴きながら、今度はイヤホンのマイクを手で持って口の前で(マイクとの距離は気をつけた方が良いです。)録音。
ボーカルはやはり顔の前にマイクを持ってきた方が音は良いです。ギターはぶら下げ状態で問題ないのですが、揺れて体に触れないように気を付ける必要があります。
やってて思ったこと、欠点は、モニター音が聴きとり難いですね・・・イヤホンなんで音圧が弱く、特にボーカルは自分の声とモニターのバランスが難しく合わせにくいと感じました。実際音程がちょっと不安定になってしまった箇所やタイミングがズレてしまった箇所は所々ありますが、それはしょうがないですね。だからといって密閉型ヘッドホンやマイクスタンドを用意してたら当初の目的とはかけ離れてしまうので、ここはあえてヘッドホンマイクを使うことを前提ということで。思い立ったらすぐ録音、それが大前提ですから。あとホワイトノイズ(サーっという音)はどうしても入ってしまいますね。
しかし、欠点を差し引いても十分デモ音源としては成立するのではないでしょうか?
以上、簡単ではありますが(いや、本当に簡単です。でなければ意味ないですから・・・)
iPhoneでデモ音源を簡単に作ろう!のコーナーでした。笑
GarageBandの使い方は検索すればいくらでも出てきますが僕は下記のサイトをよく参考にさせてもらってます。
sleepfreaks