コスパ最高のデジタルミキサーの進化系。
↓メーカーホームページ
https://www.electori-br.jp/products/647.html
18ch入力、マイク/ラインに対応するコンボジャックを16基、フォン入力2系統、計18chの入力を備えています。さらにWIFIモジュールを搭載した、iPad/Androidタブレットで操作するデジタルミキサー。
これだけの入力数があればどんなバンドでも十分対応できますね。
接続はBluetoothではなくWIFIで接続してるためパソコン、タブレット複数のデバイスとリンクさせることが可能です。（最高4つのデバイスと接続可能のようです。）
このミキサーの優れてる点はUSBポートの追加により、PCとの接続を可能にし、(タブレットとも接続可能です。)18chの録音再生に対応しているので、ライブミキサーとしてだけでなく、レコーディング用のインターフェイスとしても活用が可能になってます。もちろんライブを行いながら、マルチレコーディングもできます。
これって凄くないですか？
各チャンネル独立した4種類のエフェクトセンド、6系統のAUXセンド、イコライザー、コンプレッサー、パンポット、内蔵。
マスターには切り替え使用可能な32バンドGEQ,PEQ、そして特筆すべきはRTA機能内蔵のため直感的操作でハウリング対策が出来てしまうというスグレモノなんです。
RTAというのは会場内の音の動き周波数をグラフィック表示してくれるモノです。
ですので、出すぎた周波数帯が一目瞭然なのでハウリングポイントが手に取るように分かるわけです。突出した帯域を下げてやるだけで簡単にハウリングを抑えることが可能なんです。難しい知識など無用です。
たった3.3kgのマルチボックスのような本体をステージ前に置いてiPadと接続するだけで全て完結です。
ちなみに僕はミキシング用にiPad1台をWIFI接続してレコーディング用にiPadをもう1台USB接続して使用してます。レコーディング用iPadにはCubasis をインストールしてます。
とにかくこれ一台の出現でPA環境がガラリと変わりました。
これからは沢山の機材なんて必要ないんです。良い時代なったものです。
＊追記＊
（このミキサーを使うようになって一年以上経ちましたので改めて追記しました。）
一年使ってみた感想ですが、まず評判がすこぶる良いんです。
リハーサルの時点で対バンのみなさんビックリします。
「今までのPAの中で一番音がいいです。」ほとんど人が口を揃えてそう言います。
確かにそうなんです。笑笑
僕自身が一番分かってるとはいえ、そう言われるとホント嬉しくなります。
ただ、欠点がひとつだけあるんです。というか、あったんです。
それは、wifi環境です。
基本、本体にwifiモジュール搭載なのでルーターを接続しなくてもOKなんです。
僕も一年以上本体のwifiモジュールのみで使ってました。
時々接続が途切れることもありましたが、ミキサー本体が落ちるわけではないのでwifi接続が復旧すれば問題ないわけです。
ところが、ある日今までに無いくらいwifiが繋がらないという自体が生じました。
正直焦りましたね〜・・・
出来るだけ音響環境を身軽にしておきたいという思いから、ルーター接続やPCをLAN接続するとか、そういうのは極力避けてきたわけですが、苦い思いをすると、もうそうも言ってられなくなるわけです。
X AIR XR18の本体wifiモジュールは2.4Ghz帯を使ってるので他の電気製品や携帯電話の干渉を受けやすいようです。
ということで、wifiルーターを設置してパソコンをLANケーブル接続、iPadはルーターから5GHz帯とwifi接続という二段構えでやってみました。
↓ X AIR XR18 セッティング完全版 ↓
PC用ソフト
iPad用アプリ
もう鬼に金棒です。セッティングに一手間増えましたが、まず間違いないです。
パソコンはMacBook Air 2018年11月版、corei5 8G SSD容量128GB
音楽の現場においてPCはMacが必須ですね。
最近はハードディスクもSSDで更にパワーアップしてるから動作がよりスムーズです。
PC用ソフトのメリットはiPad用アプリとは違って、ミキサー卓が画面に全部収まって見れる事とコンプレッサー機能が充実してる点です。とにかく動作が軽い（有線接続なんで当たり前っちゃぁ当たり前ですが、、、）
iPad もルーターからwifi飛ばしてるんで途切れる心配が激減！動作も軽くなりました。
いや〜、最初っからこうしてれば良かった💦
メイン卓はPC、iPadはステージモニターのチェックや会場内の隅々まで音をチェックしたりという使い方がこれからの基本スタイルになりそうです。
これからX AIR使う方、購入を悩んでる方は是非参考にして下さい。